今回は、イスラエル発のoolo(ウーロ)社について、 CEOYuval Brenerによるプレゼンテーションをもとに、その魅力を存分に語らせていただきます。
◼️oolo CEO Yuval Brenerの紹介
複雑に絡み合っているインターネット広告業界。媒体社の効率的な収益化をお手伝いします。
1996年、日本でインターネット広告が始まりました。最初は広告主と媒体社が直接やりとりしていましたが、より効果的に収益を上げる広告代理店、メディアレップなどの登場人物が誕生しました。また、テクノロジーが発達し、アドネットワーク、アドエクスチェンジ、DSP、SSP、PMPなどの概念が生まれました。このように、登場人物やソリューションなどが多数存在することによって、媒体社の収益化手法がますます多様化していきました。複雑かつ多数に分岐した広告在庫の販売チャネルそれぞれのパフォーマンスをどのように監視し、収益低下などの問題をどうやって検知するのか。そのような課題に日々向き合っている媒体社も多いでしょう。そんな今だからこそ、スマートな監視自動化と最適化ソリューションを提供したいという思いから、ooloは設立されました。
サマリー
- ooloとはどんなサービスなのか。
広告収益関連のデータストリームにおける異常を自動的に検出・調査し、統計的な異常を実用的で理解しやすいビジネスの必要条件に変換する、世界初のソリューションです。ooloの精緻なデータモニタリングにより、広告収益関連のデータ推移から異常が自動的に検出され、実用的で理解しやすいかたちで媒体社に提供します。
- どんな特徴があるのか。
ooloはパブリッシャーの広告運用チーム向けに、機械学習、データマッピング、体系化された運用ノウハウを組み合わせて提供されるソリューションです。ooloのAIがトラブルシューティングや最適化タスクをデータモニタリングで優先度付けて処理し、広告運用チームにはノイズを排除した真に必要なアラートのみが提供されるため、問題調査のフラストレーションや非効率性が解消されます。
- どんなベネフィットがあるのか。
①収益化を6%〜15%上げる
24時間年中無休のデータ監視により、より速くすべての問題をキャッチします。より効果的な修正を行い、収益の取りこぼしを排除することによって、セットアップとキャンペーンの最適化を行いながら、実質的に+6%〜15%の収益化を実現します。
②ユーザーあたり週8時間を節約
自動調査と事前優先タスクによるサイドステップデータ管理によって、問題検出までの時間と修正までの時間を最小限に抑えます。
oolo CEO Yuval Brenerからのコメント
「手動による広告収益モニタリングの終焉」を広めることは重要です。なぜならまだ多くのパブリッシャーが手動以外の代替手段があることに気づいていないからです。先日、私はこのメッセージを日本市場に伝えることができました。このメッセージは参加いただいたパブリッシャーの皆様にはっきりと受け止められ、この度日本で形成される戦略的パートナーシップに興奮しています。次のイベントが待ち遠しいです。
まとめ
今回は、イスラエル発のooloについて取り上げさせていただきました。ooloは媒体社様にとって、日々の収益監視のための作業コストを下げるだけでなく、これまで検知できていなかった特定のデマンドチャネルや特定の広告枠のみで起きていた異常を発見・修正することによってもたらされる収益向上を見込める、優れた監視ツールです。要するに、マイナスがプラスに、プラスからプラスへと、得することしかない、媒体社様のお財布に大変お優しいソリューションなのです。是非一度ご検討いただいてはいかがでしょうか?
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